いよいよ業務課題のテーマについて書いていきます。
このDX化というものは、本当に曖昧な施策を行うとコストが膨大にかかってしまいます。
DXというものは、魔法の方法ではありません。
手作業業務の軽減や、アナログな入力をデジタル化しデータ利活用・付加価値業務のリソース確保など必ず「費用対効果」を出さなければなりません。
なので、業務課題の炙り出しが必要です。

例えば、●メールマーケティングを手作業で行なっているところ、システムを使って自動配信に切り替える。
●現在の業務フローを整理する。
●業務フローをシステムで置き換えた場合のプロトタイプを作成する。
そもそもお客さんにもシステムを通してコミュニケーションが取れ、帳票の管理や売上管理もできてしまうのではないか?など
業務課題をどのようにIT化させ、デジタルに移行できるか?を検討していくことが重要です。
ITベンダーは作ることが仕事なので、丸投げすればなんとかなるという考えは危険です。
もっと踏み込むために、費用対効果や運用体制もしっかり計算した上で、要件を作っていくことがMUSTとなります。
DXにおいて責任転換されてうまくいかなかったケースを請けることは多々あります。スタート時の準備がとても重要です。